虫とる子の学力(小4末 時点)

虫とりが、子どもの学力にどのようなインパクトをもたらすのか、虫とる親としてはその関連性を強く願ってしまいます。理科の昆虫パートの即答、国語の昆虫関連説明文の速読、ヘンタイを”完全変態”と真面目に理解できるなど、夢は広がるばかり。

それ以上に、息子が虫とり好きでよかったな、と思うのは、”未知なるものと出会いたい願う好奇心、理解したいと願う洞察力、伝えたいと願う表現力”などでしょうか。

東京にも上海にも、多種多様な昆虫が本当に沢山いて、虫とる子にとっては毎日の多様な未知との出会いに心ゆさぶられ、いつ・どこで・どのように虫が捕れるかを考え抜き、学校の授業や自由研究で考えをまとめ伝えていく、、、

では、虫とりを中学受験に置き換えたときに、多種多様な算数の演習問題との出会いに心震え、様々な角度から解法を考え続け、適確に式をまとめてノートにキレイに記していくことに強い喜びを感じているかというと、そううまくいくものでもなさそうです。

毎日、机に向かって「ぐはっ、朝から分数・小数の混ざった四則計算きつぅ、、、しかも応用問題もチラ見したけどヤバいやつやな、、、よし、今日はこの見開きページまでにしよう。さあ、マミーとおばあちゃん達を引き連れてマイ自転車に乗る特訓にでかけよう。手でブレーキって難しいよね。なんか足で止めちゃうんだよナ」などと言いながら、一生懸命努力しています。

そんな虫とる子の学力はというと、~4年生の頃に近所の塾で受けていたアタックテスト(日本ではZ会、栄光ゼミナール等で利用され、そこに海外校から乗り入れ。約3000名程度が受ける。難易度は、他塾公開テストと比較して、おそらく易しめ)では、4教科 偏差値75近辺で常に全国10傑ランカー、ほとばしる自己肯定感と昆虫愛。

学力上げたければ虫とりをせよ、フンコロガシから図形回転や円周率を学べ、周期算の問題になんで17年ゼミが出てこないの?、、、と言わんばかり(言ってません)の無双状態。
(続編:”虫とる子、すんはま最レ体験授業でさっそく自信なくす” に続く)

 

ちなみに、虫好きの子がどのように育っていくか、ファーブル昆虫館のプロフェッショナルな方が、うまくまとめられていたので、以下にLink引用です。http://www.fabre.jp/pdf/HowToBecomeAsNaturalist.pdf

 

結局のところ、虫とりと学力の相関は不明ですが、虫とりが好きとか、努力して学べるとか、そんな個性を大切にしつつ、ついに今週から、新5年の通塾が始まります、それについてはまた。ではでは。

■以下、虫とり親子のおススメです!